VOICE 人・社風を知る

洋紙営業第一部
営業担当

T. I.
2018年度入社

入社から3年ほど福岡支店での勤務を経験し、昨年、東京本店に異動してきました。東京のスピード感に圧倒され気味の毎日ですが、周りの同僚にも助けられて、ようやくこちらでの動き方やスタンスを確立できてきたように感じています。まだ経験が浅く色々と勉強中ではありますが、この新たな大きなフィールドでさらに挑戦し成長していきたいですね。

Q1
はじめに、数ある企業の中から、旭洋を選ばれた理由を教えてください。

私は当時、前職で少し仕事としての行き詰まりを感じており、転職を考えていました。とはいえ、ではどんな職種?と考えるとあまり具体性もなかったように思います。そんな状況下でふと、趣味の写真やカメラなどで友人に何かを勧めたり、提案して喜ばれることが自分の楽しみに繋がっていることに気付き、何かを提案する仕事が向いていると考え、営業系の職種に興味を持ちました。
ただ、前職は全くの畑違いだったこともあり、営業職への明確なイメージもなく転職活動では色々な業種を志望しました。その上で、最終的に当社に入社を決めたのは、私なりの仕事への考えや想いを採用担当の方が親身になり受け止めてくれて、入社まで寄り添ってくれたことが大きかったです。今となっては、自分の選択に間違いはなかったなと感じています。

Q2
実際に入社してみて、一番に感じられたことは何でしょうか。

中途採用かつ初めての営業職ということもあり、当初は色々と戸惑ったことが一番の思い出ですね。研修制度や先輩のフォローがしっかりしていたため、その点には大変、助けられました。
当社は、商社であるため担当する商材はそれぞれですが社内の風通しは良いと思います。皆で協力し楽しみながら仕事をしていることと、何においても「まずはやってみよう」という雰囲気があることを感じました。この点は漠然と何かを提案する仕事がしたいと考えていた自分にとって、とても良い環境だと思いました。加えて、仕事に慣れてからは、ある程度自分の裁量で自由にやらせてもらえる点も向いていたように思います。
今となっては少し気恥ずかしいですが、営業として初めて経験する接客や電話応対などで色々と「やらかし」てしまい、上司や同僚に面倒を掛けることが多々ありました。そんな時に根気よく見守ってもらえたことも、当社で良かったと感じる点ですね。これから入社してくる新人に対しても、同じように接することができればいいなと考えています。

Q3
担当している仕事の面白い、やりがいを感じるところはどこでしょう。

現在は、広告や出版関係のお客様に印刷用紙を販売する洋紙営業第一部印刷用紙課で営業を担当しています。お客様のさまざまな要望をお伺いし、紙質、品質、コストなどの要望に最適な紙の提案から、お客様側が持つ課題の解決、メーカーとの折衝などを行い、最終的なスペックを決定していくのがおおまかな仕事の流れになります。
紙の種類は多種多様で専門知識が必要です。今はその知識を伸ばすことに注力し日々勉強中ですが、お客様のニーズを的確に把握し、より適した紙を提案するところにとても面白さを感じています。現時点ではまだ先輩を頼るところが多いものの、今後も経験と知識を重ね成長していきたいです。
また、これは当社の特徴かと思いますが、経験が浅いにも関わらず、ある程度のところまでは自分に任せてくれるところにもやりがいを感じます。仮に失敗したとしてもフォローしてくれて、「やってみよう」とチャレンジした気持ちを評価してくれるところは、自分としては大変動きやすさを感じています。この環境を活かして、さらに自分らしい新たな視点での提案をしていきたいですね。

Q4
これまでの仕事で印象に残るエピソードなどがあれば聞かせてください。

福岡支店の頃でまだ営業経験の浅い時期の話になりますが、これまで当社の営業が幾度もアプローチしてもなかなか仕事に繋がらなかったお客様に、自ら「これなら」と考えた提案を半ば飛び込みのような形で持ちかけたことがありました。正直、取り合ってもらえるかも不透明な中、何度かの提案の後で首尾よく興味を持っていただき、さらなる苦労はありましたが最終的に継続受注いただけるお客様として確立できたことが、当社に入ってから一番の成功体験として印象に残っています。社内でもこの実績が大きく評価されたことで、営業経験ゼロからスタートした自分にとっても大きな自信に繋がりました。
福岡から東京に異動となり、そのお客様の担当からは離れてしまいましたが、当時の自分の気持ちを忘れずに、今度は東京で新たなお客様とより良い関係を創りあげたいと考えています。

Q5
これからの目標を聞かせてください。

入社後の福岡支店での勤務から東京本店に異動して半年程度が過ぎましたが、仕事に求められるスピードやレスポンスに圧倒的な違いを感じています。またそれ以上に、お客様に単に紙を販売するのではなく、紙を通じてお客様に明確なメリットを生み出す質の高い提案が求められていることも実感しています。
日々の大変さは感じつつも、この提案を重視する傾向は自分にとって大きな成長のチャンスだと捉えています。これからも仕事への好奇心と考えることを楽しむ意識を持ち、新たなフィールドでお客様と当社、相互に価値のある提案をしていきたいです。
加えて、自分のことだけではなくこれから入社する新人に対しても、とにかくコミュニケーションをしっかりと取るようにしていきたいですね。入社時に自分がしてもらったことをしっかりと受け継いでいきたいです。

就職志望者の皆さんへ

何かを提案したり、課題解決を考えたりすることが好きな方であれば、
この仕事は合っていると思います。ぜひチャレンジして欲しいです。

毎年の新卒入社もあれば、私のように中途入社するケースもあり、さまざまな人が当社で働いています。ただ、不思議と共通するのは、お客様からの課題や求められる提案に留まらず、分からないことや未知の部分についても皆で協力しあい解決し、楽しみながら形にしていく雰囲気があるところだと思います。
私もそうでしたが、何かを提案したり課題解決に好奇心を持って取り組むことが好きな人に当社は向いていると思います。ぜひ、営業という職種に苦手意識を持たずチャレンジしていただきたいです。