VOICE 人・社風を知る

化成品・機能材
営業本部
営業担当

M. Y.
2011年度入社

学生時代から、スノーボードが大好きで、シーズンに入ると毎週末をゲレンデで過ごしています。周りに同じようにウインタースポーツ好きな同僚が多く、時間が合えばよく一緒に出かけています。皆、仲が良いので、先輩から後輩まで、自然と年齢層を越えてコミュニケーションが取れるのが魅力ですね。入社から9年、振り返ってみると、仕事も趣味も会社を起点に色々と楽しんできたなと感じています。

Q1
はじめに、数ある企業の中から、旭洋を選ばれた理由を教えてください。

私が就職活動をしていた2010年頃は、世の中全体が一時的に新卒採用が控えられた時期で、就職活動自体、大変、厳しかったことを記憶しています。実を言うと、当初から商社の仕事や主要な商材である、紙とパッケージに強い興味があった訳ではありませんでした。ただ、説明会や面接で、採用担当の方に色々と親身になって、やりとりしてもらえたことと、自分で考えて行動する提案型営業のスタンスにも共感し、ここなら色々なことにチャレンジできそうだという印象を受けました。そして、最終的に、数々の企業を受けた中で、一番、自分の可能性を評価してもらえたと感じられたため、入社を決めました。

Q2
実際に入社してみて、一番に感じられたことは何でしょうか。

入社して第一に感じたのは、色々と周辺から声をかけてサポートしてくれつつも「〜しなさい」ではなく、個々の自主性を尊重してくれる会社だなということでした。そのため、自分もあまり無理をせず自然に溶け込めましたね。
振り返ってみると、その経験が自分で考えチャレンジするという当社の基本姿勢をつかむ良い機会になったと思います。自ら方向性を決めた後に、安心して突き進めるよう、積極的にフォローしてくれる先輩、上司がいたことも大きいです。志望される皆さんも、不安を感じずに飛び込んできていただきたいですね。

Q3
担当している仕事の面白い、やりがいを感じるところはどこでしょう。

私は現在、エコ資材課で工業包装用資材を担当しており、プラスチックダンボール、発泡ポリエチレンの緩衝材などを取り扱っています。工業用の部品を運ぶ際に繰り返し使える入れ物というイメージです。お客様ごとのオーダーメイドで、素材の選定、設計、製造調整を担当します。製品を自分から提案する際は、「モノを安全に運べる」、「コストを低減する」、「作業性を意識する」をポイントにしています。時折、お客様の要望から逸れて、自分の「こんなの作ってみたい」に気持ちが傾いてしまいますが、独りよがりにならないように気をつけています。
この仕事の面白いところは、お客様の要望をいかに引き出し、理解した上で自ら具現化できるかにあります。言われるままにつくるのではなく、要望に対し必要であれば別の視点から付加価値を提案しアピールすることが大切です。難しいことも多いですが、提案した製品が採用されると、素直に嬉しいです。
また、私が担当する環境関連資材は包装の先端分野でもあるため、このような分野に携われることもやりがいのひとつです。

Q4
入社した頃と今の自分を比較するとどうでしょう。

私は、入社後すぐの6月に営業に出ることになりました。当然、まだ知識、経験も少ないわけですから、やはり言われるままに動いてしまい、正直、無理があると思っていても取引先にはNOと言えず、大変、不甲斐ない思いをしました。
その頃に比べれば、今は素材や製品の知識、経験を積み重ねたことで、仕事を自分でコントロールできていると思います。お客様のニーズを把握し、プラス要素はより突き詰め、マイナス要素があれば、しっかりと伝えて代替案を示すなど、自分から「こうしたら」が提案できるようになりました。当たり前のことですが、こういった誠実な対応から、お客様との信頼関係が生まれるのかなとあらためて思います。

Q5
これまでの仕事で印象に残るエピソードなどがあれば聞かせてください。

記憶に残っているのは、自分の提案したある製品が高い評価を受け、採用間際まで進んだ後に、製品自体には問題ないものの、諸事情でこちらから取り下げる流れになったことです。その当時、本部長が私に対し「せっかく評価を受けているのだから、そんなこと気にするな。行け!!」と言ってくれたことを強く覚えています。最終的に製品化には至らず残念だったのですが、私自身はとても勇気づけられました。常にチャレンジすることに軸を置く、当社らしいエピソードです。

Q6
これからの目標を聞かせてください。

入社から9年が経過し、もう若手とは言えなくなってきたかなと感じています。ただ、常に新たな気持ちで挑戦していかないと自分の枠が定まってしまうので、チャレンジを継続して自分の枠を拡げていくべきだと思っています。また、年齢的に管理職も近づいてきています。次世代を担う後輩達へどういう形で仕事を渡していくか、今後も今の仕事を旭洋の事業として継続してもらえるのかなどを考えると、もっと自分が別の形で存在感を高めていかなければならないなと痛感しています。私たちが担当する環境関連資材は大きな可能性を持っています。これからも新たなフィールドへの挑戦を続け、仕事に取り組んでいきたいです。

就職志望者の皆さんへ

自ら考えて動くことを何よりも重視しますので、
ありのままの自分を表現した方が上手くいくと思います。

他社での勤務経験がないので、自社のみの評価となりますが、当社は、とてもコミュニケーションの取りやすい、風通しの良い会社だと思います。自分で考えて行動することを何よりも重視しますので、面接を受けられる際も、あまり一般的な就職活動の型にとらわれず、当社で何をしたいのかをしっかりと自分の言葉で伝えて、ありのままを表現してみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。